膝の痛み 足のむくみ に吸玉

脚がむくんで重い感じがする

膝が曲げにくい

という方もおられると思います。

むくみに困っているという方に脚に吸い玉を試したところ、よい評価が得られたのでご報告します。

以前から鍼やマッサージなどしていたのですがこれらはピンポイントの刺激で全体的にむくんでいる場合にはあまりわかりやすい効果が感じにくいです。しかも脚の筋肉の衰えでいることもわかる状態です。むくんでいるので膝に水が溜まって曲げにくいです。

まずは座って大腿直筋

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ただの指圧だけではむくみに邪魔されて深部に到達しにくいときもあります。

膝が曲げにくいのは大腿直筋の衰えの可能性もあります。大腿直筋が拘縮してしまい、つまり固まって伸びも縮みもしないのですね、なので自力でも他力でも曲げることができなくなっている人を見たことがあります。

そうならないためにも大腿直筋(膝のお皿の上)はよくストレッチした方がいいです。

 

次にふくらはぎです。ここはむくみを上方に上げるポンプですから大いにストレッチを効かす必要があります。ふくらはぎのストレッチと言えば、かかとをつかんで足関節を深く曲げていくのが知られていますが、これだと全体的という感じでむくみに対してはどうかな?と。それと関節も痛める可能性があります。吸い玉ならば局所的にストレッチをかけることができます。しかも関節はそのままでいいので痛めることはありません。2~3個つけます。カップのふちがめり込んでいきますのでそれがむくみを押しのけてる、そしてその部分にストレッチが効いている証拠です。このとき足首をできる範囲で動かすとよりストレッチが強くなります。

また膝裏付近も付けるといいです。多くの人は膝裏に水が溜まって曲げることができなくなっています。吸い玉をすることで水が抜けるということはありません。ただこれは関節包のストレッチという意味合いでしています。膝裏の組織をストレッチすることで曲げやすくはなります。

※正座ができないほど膝裏に水が溜まっている方は整形外科で水を抜いてもらう方が話が早いです。吸玉は水を抜くという事実はありません。ストレッチの一種です。物理的に水を抜くわけではないのでぷっくりと膨らんでしまっているような膝裏には効果は薄いです。

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私の脚では参考になりませんが、むくんでいる人ですともっとボコボコになります

たまにむくみや脂肪を吸引していると勘違いされるされる方がいますが、そのようなことはあり得ません。あくまで表面の皮膚を引っ張り上げているだけですから、脂肪を分解している事実はありません。したがってこれをやって痩せることはありません。施術後脚が軽くなったり、可動域が増えたりするのは、筋肉がストレッチされて収縮力が回復するのとそれに伴って血流がよくなり一緒に貯留水が流れていくからです。

 

すねにもしましょう。脚が弱っている方はつりやすくもあります。すねはつると非常に痛いです。正常な収縮ができるようになっていた方がいいです。

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押すマッサージは「つぶす」要素が多い気がします。例えオイルを塗りながらであってもふくらはぎは結構痛いです。また人間の力で折れることはないと思いますが、骨にも圧をかけている事実もあります。こういった方法とは逆の「吸いだしてストレッチする」という方法もいいのではないのでしょうか?という私からの提案です。