内股のつまり感

股関節を屈曲内転内旋させるお尻をストレッチがあるのですが
たまに股関節内側でつまりを感じる方がいます。

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股関節の内側には図のように鼠径靭帯という靭帯がありまして
その下を大腰筋 腸骨筋 恥骨筋
神経 血管 リンパ管
が通ります。

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股関節を屈曲内転内旋させると
神経や血管が圧迫されてつまり感を感じるのではないかと考えられます。

これは
大腰筋と鼠径靭帯の境目くらいは押せます。
あまり内側の方に行くと血管、神経がありますので押さないように気をつけます。
しかもセンシティブな部分でもあるので基本触れません。

結構痛いのでできるだけ柔らかく押します。

あと有効なのが
モビライゼーション
関節を離すかのように骨を押します。
実際には股関節は靭帯でガチガチに覆われてるので
人間の力で脱臼させることはできません。
ただ関節を離すかように動かして力を加えてあげると
周りの靭帯が多少柔らかくなり可動域の改善になります。

一方の手を鼠径靭帯に沿って置いて大腿骨を外に向かって押して
もう片方の手は大腿骨の下側を内側に向かって押します。

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実際に関節が動くことはありませんが
これをやるとつまりが解消されます。