五十肩 どうしても痛いときの対処法

五十肩の最初のうちは炎症期といって痛みが出る時期が続きます。1か月くらい痛みが続くこともあります。

それも何もしなくても痛いこともあるでしょう。

そもそも立っているだけでも腕の重さは肩関節にかかっています。手作業などをしたらなおさら負担がかかります。

対策としましては三角巾や包帯などで腕を吊っておくことです。垂れ下がっている腕を支えることができますので負担は減ります。仕事・トレーニングのとき以外、何もしていないときは吊っておくことをおすすめします。

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包帯で提肘

こんな包帯法はありませんがすぐに外せることを念頭に置いた簡易的な提肘です。炎症があるときは少しでも負担を減らして「肩を休ませる」ことが大事です。肘を置くところを作りましょう。

ちなみに肘を置くところといっても机に肘をつくのはダメです。これは体を支えるためにすることなので肩に負担がかかっています。

 

・寝るときはあおむけで肩の下を枕などで支える

寝ているときも腕の重さで肩が落ちます。それが非常に痛くて眠れないかたもいるようです。痛いほうの肩、できれば腕の方まで枕(タオル)などで支えてください。正常な方の肩と同じくらいまで持ち上げれば安定して眠ることができるでしょう。

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肩を支える



 

横向き寝のとき

痛いほうを下にしてはいけません。肩をつぶす行為ですからこれをしていては一向に治りません。

痛いほうを上にするときも気を付けなければなりません。腕が地面の方向に垂れ下がるのがよくないわけですから、この状態でも支えが必要です。抱き枕など腕を置けるところを作りましょう。

ちなみに股関節が悪い人でも同じことです。悪いほうを下にしてはいけません。悪いほうを上にしても脚を落としてはいけないので膝を置く台を用いましょう。

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